ピラセタムの効果的な飲み方その3-無意識を意識する

ピラセタムの効果的な飲み方その3-無意識を意識する


ピラセタムを買ってみたけど、何か効果があるのかわかならない?
という方へ

前回の続きになります。
読まれてない方は、まずこちらを先にお読みください。
前回の記事:>ピラセタムの効果的な飲み方その2

ピラセタムを飲んで効果があると実感できる方法その3をお伝えします。

無意識を意識するって???

まず、
「意識」については「顕在意識」「潜在意識」
の2つがあることは知ってらっしゃると思います。

「顕在意識」とはいまあなたが意識している「意識」のことです。

そして、「潜在意識」とは「無意識」とも呼ばれたりしてます。
学者によってはこの2つを分けている方もいますが、ここでは同じであるという前提で話を進めます。

ある説によると、この2つの意識の全体に対する割合は
「顕在意識」は5%、「潜在意識」は95%を占めるんだそうです。

ですから、「潜在意識」=「無意識」を「意識」することが大切になってくるわけです。

「無意識」があなたの行動を支配する!?

普通、常識的に言うと、行動とは、自分の意識で決めたことを実行していることである、と認識していますよね?

「いま私が勉強しようと決めたから、いま私は勉強しているんだ」と、、。

これは疑う余地もないことだと思います。

というか、私は思っていました。

ところが、、、、、。

ここで、興味深い実験を紹介いたします。

それは、カルフォルニア大学のリベット博士の実験です。

この実験では、驚くべき結果になりました。

まず、
「指を曲げようと意識します」

実際に「指が曲がる」瞬間は、その0.2秒後なんだそうです。

ここまでは、「ふーん、なるほど」だと思います。

ところが、脳は「指を曲げようと意識する」よりも、0.35秒前に「指を曲げる」ための信号を発しているというのです。

普通に考えれば、
「指を曲げると意識する」⇒「脳が指を曲げる信号を出す」⇒「指が曲がる」
ですよね?

ところが、実験では、
「脳が指を曲げる信号を出す」⇒「指を曲げようと意識する」⇒「指が曲がる」
という結果になりました。

そうなんです、「意識」をする前にすでに「行動するための信号」が脳から出ているんです。

これは、どういうことなのか?

順を追って説明します。

前野隆司慶応大学教授の説明によると、
無意識は並列分散システムであるとのこと。

要は、脳はいろいろなことを同時に処理をしています。

無意識に小びとがいるとします。無意識にはたくさんの小人がいるそうです。
あたかも、小びとがたくさんいるかのように、脳内のいろいろな部分が、いろいろなことを処理していると。

例えば、あなたが「赤いリンゴ」を見たとします。

そうすると、あなたの脳の中で、
「赤」を知覚する小びと(部分)が、
「丸」を知覚する小びと(部分)が、
「赤くて丸いのはりんごだ!」と記憶を呼び出す小びと(部分)がわさわさと反応し始めます。

このように、無意識は同時にたくさんのことをやっているわけです。

ですから、先ほどの実験を前野教授は

人が「意識」下でなにかを行動を「意図」するとき、それはすべてのはじまりではない。

「私」が「意識」するよりも少し前に、小びとたちはすでに活動を開始しているのだ。

言い換えれば、「意図」していると「意識」することを人に感じさせる脳の部分は、脳内の小人たちの活動結果を受け取って、自分が始めに「意識」したと錯覚していると考えるしかない。

そう考えないと、リベットの実験結果の意味を論理的に説明できないのだ。

「意図」を「意識」することが錯覚だというのは、宇宙最大の冗談どころか、疑いのない事実なのだ。

「脳はなぜ「心」」を作ったのか:ちくま文庫 P79より抜粋

と述べています

では、これが今回のテーマ
“ピラセタムの効果的な飲み方その3-無意識を意識する”
と何の関係があるのか?

記憶力を良くするためには、この「無意識」という小びとを味方につけたい、ということです。

そのためには、

小びとたちの「活動エネルギー」を出来るだけ「記憶」に使えれば良いわけです。

ここで、更に脳をたとえを使って説明します。
「脳」「スマートフォン」だと考えてください。

「スマートフォン」を使っていると「アプリ」を使いますよね?
あれは消したと思っていても、実は裏で動いていたりします。

ですから、「スマートフォン」本体が、ものすごく熱くなるときがありますよね?
そういうときは、「脳内で小びとたちが、たくさん反応している」と考えます。

それが、「記憶のため」なら良いのですが、そうでなければ「無駄なエネルギー」ですよね?

ですから、「脳内で動いているアプリ(小びとたちの活動)」を一旦停止する必要があります。

そうすれば、おのずと「脳の活動エネルギーが記憶に向かう」ことになり、結果「記憶力」が増進します。

そうなれば、ピラセタムの効果が高くなることも当たり前のですよね?

では、どうすれば良いのか?

「脳内のアプリを停止する方法」

いくつかの方法があります。
まずは、「ながら勉強はやめる」ということです。

ここまで、読んでくださったあなたには説明不要ですよね?
小人たちがわさわさと反応してしまうからです。

そのエネルギーを「記憶」に使いましょう。

では、どんな音楽でもだめなのか?というと、そうではありません。
「脳の活動に効果的なもの」があります。

それは脳波をθ波(シータ波)にするものです。
θ波とは、α波よりも周波数が低く眠りに近い脳波です。
脳波が、θ波になっているときは「記憶力」がアップするといわれています。

意外と図書館ってうるさいですよね?
ですので、これを聴くことで集中して勉強をすることができます。
時間を立つのさえ、忘れてしまうほどです。

それ意外では「瞑想」をすることも効果的です。
「瞑想」をすることで「変性意識状態」に入り、結果「脳内のアプリ」を停止させることができます。

勉強する前に、静かなところで「瞑想」をすることで、集中力がアップします。

また、「ろうそくの炎」をボーっと見ることも効果的です。
5分くらい、ボーっと見ているだけでいいです。
ろうそくの炎
できれば、「ろうそくの炎」が眉間の奥の耳と耳とを繋ぐ線上にあることイメージします。
「ろうそくの炎」がゆらゆらと動いきながら、「頭のなかの不要物を燃やして煙として頭の頂点から抜けていく」ことをイメージしていくと、だんだん気持ちよくなってきます。

かなり効果があるので、やってみてください。

なぜ気持ちよくなるのかというと、「ろうそくの炎」は1/fのゆらぎで動いています。

この1/fのゆらぎとは「星のまたたき」「波」「小川のせせらぎ」「そよ風」などの自然現象に良く見られるリズムの事です。
人の鼓動も同じリズムを刻んでいますので、心に快感と癒しをもたらしてくれるリズムと言われています。

科学的な証明はされていませんが、私は経験上、明らかに効果があると実感しています。

大切なことは「科学で証明されている」ことではなくて「実際に効果があるかないか」です。

こう言うと「科学が嫌い」なのか?と勘違いされるかもしれませんが、
実は私は科学が好きなんですね、普段、子どもたちに理科を教えているくらいですから(笑)。

個人的には近いうちに「科学で証明される」と思っています。

まあ、大切なことは経験則から得たことだと思っているので、私が実際にやってみたことで、「役立ったこと」を紹介しています。

実際に「ろうそくの炎」を用意するのが出来ない方は下の動画を見るのも良いでしょう。
:>「ろうそくの炎」の動画

このように、「脳内のアプリを停止」させることで、「記憶」に脳のエネルギーを注ぎ込むことができるようになるわけです。

この状態で、ピラセタムとコリンを飲んで見てください。

今までとは違う効果を体験できるでしょう。

以上、「ピラセタムの効果的な飲み方」についてでした。

ぜひ、取り入れて見て下さいね。

追伸
上記以外のサプリメント情報はこちら。
>>頭が良くなるサプリメント一覧

記憶するために大切なことを、およそ2000人の生徒を指導してきた経験則と、実際に、私が1年間に6つの資格試験を取得した際に意識していたことをまとめてみました。

より高い勉強方法を知りたい方は、こちら>>「資格試験に合格するために必要な3つのこと」